成年後見人とは?
成年後見人は、判断能力あほとんど無い方、寝たきりや、意思表示ができないというような方に対し、全般的な財産管理を行う法定代理人を選任する手続です
成年後見人には、他の保佐、補助の制度と比較すると、同意権という概念がありません。本人単独で法律行為を完結することができないからです
成年後見制度を利用するためには、費用がどれくらいかかるのか?という質問をよくお受けします。
選任手続にかかる費用は
1.司法書士等に依頼した場合の報酬:8万円から15万円
2.印紙、切手代で1万円弱
3.鑑定費用(最近はおおむね5万円)
4.医師の後見用診断書代:数千円
その後、選任された成年後見人には本人の財産の中から定期的(1年から2年に1度)に報酬が付与されます。